瀬戸まるっと陶芸ミュージアム2009 P1
Seto Marutto Tougei (or Ceramic Art) Museum 2009
P1
(Photos taken on Nov.29 & 30, 2009)
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パルティせと4階展示作品
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愛知県瀬戸市では瀬戸市制施行80周年を記念し、2009年10月3日から
12月6日まで瀬戸陶芸協会<備考1>所属の陶芸作家の陶芸作品や
アーティスト・イン・レジデンス事業<備考2>で瀬戸市が招聘した海外作家の
作品が次の各所で展示(無料)されています。
作品はどれも素晴らしく、無料で鑑賞できるのは有り難い。

「瀬戸市新世紀工芸館」 <写真は撮影禁止のため無し>
「パルティせと」 <このページの下に掲載>
瀬戸信用金庫栄町支店と瀬戸東支店<このページの下に掲載>
瀬戸記念橋人道橋ショーケース <”瀬戸記念橋の陶芸作品のPage 2”参照>
瀬戸蔵北側回廊柱ショーケース <写真は次のページに掲載>

瀬戸市新世紀工芸館の展示棟で展示されている作品は撮影禁止。
物故者と現役で活動されている陶芸家の作品が展示されています。
特に印象に残ったのは、故大江文象氏制作の伊羅保釉を掛けられた器。
伊羅保釉は好みではないが、この大江氏の器は色と形と釉薬の味わいが
非常に調和して、気に入りました。

【備考】
1 瀬戸陶芸協会
1936年(昭和11年)、作陶会と春陶会などが統合され創立。2009年現在、
会員数63名。
2 アーティスト・イン・レジデンス事業
瀬戸市が2000年(平成12年)から夏と冬の2期に分けて、国内外の優れた
陶芸家とガラス作家を招聘している事業
 磁祖、加藤民吉にまつわる親子地蔵
1804年(文化元年)、九州へ磁器製法修行の旅に出発した瀬戸の加藤民吉は
修行先の佐賀県佐々町の福本窯の主、福本仁左衛門の長女のお涼との間に
子供を授かり、母子が瀬戸まで民吉に会いにはるばる来たが、民吉は瀬戸で
既に結婚していることを知り、瀬戸市祖母懐の雨池に身を投げたことを悼んで
親子地蔵が作られた。

実は、調査結果、佐々町にお涼の墓があり、作り話ということがわかりましたが、
ずっとまことしやかに信じられてきました。


瀬戸市新世紀工芸館の東側入口
<写真左の建物は1914年(大正3年)6月30日建造の瀬戸陶磁器陳列館が
復元され展示棟となっている;この展示棟に瀬戸まるっと陶芸ミュージアム2009で
出品された瀬戸陶芸協会の一部の会員(物故者と現役)の作品が展示されている>
<写真左下に親子地蔵が見える→備考3参照>
瀬戸市新世紀工芸館
<写真左は工房棟、右は交流棟>
瀬戸市営宮川駐車場 
<最初の1時間無料。1時間100円
新世紀工芸館へは南へ80m 
せと案内処へは西へ 90m
瀬戸蔵へは西へ150m>
市営宮川駐車場のすぐ北 瀬戸信用金庫栄町支店(瀬戸市の栄町)
瀬戸信用金庫栄町支店のショーケース内の陶芸作品
瀬戸信用金庫栄町支店のショーケース内の陶芸作品
瀬戸信用金庫栄町支店のショーケース内の陶芸作品
瀬戸信用金庫栄町支店のショーケース内の陶芸作品
「パルティせと」3階展示の作品
<左:エルケ・ファラ (オーストラリア)  右:孔栄来 (韓国)>
カレッド・ベン・スリマン(チュニジア) サンドロ・ロレンツイーニ(イタリア)
平井トモ(日本/イタリア在住)
ジェイソン・ウェイソン(イギリス)
ジャッキー・バンカーリ(アメリカ)
「パルティせと」4階展示の作品
<その他の作品は別のページ
加藤達伸 擬(?) 加藤隆倫  波動
<左:「陶の路広場」の前の道路を隔てて北にある瀬戸信用金庫瀬戸東支店
右:「陶の路広場」の西側で瀬戸市案内図の看板が見える>
瀬戸市案内図 (地図の下が北)
<「陶の路 暮らしっくストリ−ト」などが示されている>
瀬戸市の木 「くろがねもち」 「陶の路広場」にあるトイレ
「陶の路広場」内の東にある
瀬戸染付タイルのベンチ
瀬戸信用金庫瀬戸東支店の南壁面の
ショーケースに展示されている陶芸作品
水野陶和  志野花器 藤本磨弥  夢の香り
左: 深見陶吉  黒釉花器
右: 堀川展  釉裏青紅彩花文花器
 
 
田畑博民 灰釉線文花器 長江重和  列なりのかたち
中島卓  灰釉花器 中島翁助  赤鉄彩花瓶
松吉  蛙蓋物 波多野正典  釉彩の華