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第82回せともの祭 The 82nd Setomono Festival (Photos taken on Sep.14 & 15, 2013) |
2013年9月14日(土)、15日(日)の2日間、世界を代表する陶都である 愛知県瀬戸市で第82回記念せともの祭(第1回は1932年開催で日本で最大の せとものの産業祭)が開催された。 瀬戸市街地の他に、例年と同じく赤津地区(赤津焼会館で赤津焼まつり)、品野地区 (品野陶磁器センターで品野の窯元大廉売市や品野中学校の生徒制作の陶芸作品販売) でもイベントが開催。 9月14日、瀬戸市から借用している瀬戸市穴田地区(品野に近い)の菜園でオクラ を摘んでから、品野陶磁器センター(収容台数:1000台)へ向かった。午前10時頃、 既に県道では同センターの駐車場へ入る為に行列ができていたので、諦めて帰宅。 当日、午後1時頃及び翌日午前中、徒歩で瀬戸市街地へ出かけましたのでその様子 の一部を写真でご紹介します。 今回のせともの祭で気づいた新しいイベント(他にもあると思われる): @ 巨大藤四郎像公開制作(彫刻家亀谷政代司氏が瀬戸の粘土1トン以上を 使い、高さ2.5mの藤四郎像を制作; 「青の広場」にて) A 2012年ゆるキャラグランプリ1位愛媛県今治市のゆるキャラ「パリイさん」がやってくる (グッズも販売;「青の広場」にて) B 宮城県東松島市物産展(名鉄尾張瀬戸駅西名鉄協商駐車場にて) 瀬戸市では陶祖(加藤四郎左衛門景正、通称「加藤藤四郎」又は「藤四郎」;備考1参照) と磁祖(加藤民吉;江戸時代に九州で磁器の製法を習得し瀬戸に伝えた)がいます。 備考: 1 陶祖の説明 【出所】「せともの祭」で陶祖生誕800年記念事業として 巨大藤四郎像公開制作の場所の説明板に書かれていた説明文の一部 陶祖、加藤藤四郎は1223年、永平寺を創建する曹洞宗の開祖道元禅師に 従って、中国へ渡り、やきものの技法を学んで帰国した。その後、製陶 に適した土を求め、全国を回り、1242年瀬戸の祖母懐に良い土を発見し、 瀬戸で窯を開き、瀬戸焼の開祖となった。 藤四郎伝記は江戸時代以前には確認されていないが、中世にも、 藤四郎と関係する史料はいくつか存在する。 「藤四郎」が最初に登場する史料は1289年銘をもつ鉄釉茶入。 瀬戸における最古の藤四郎伝説は1748年の「加藤藤四郎春慶翁伝来記」で、 道元禅師が密蔵院(春日井市)に折々来たので、藤四郎が訪ねて禅門に入り、 それが縁となって道元禅師の入宋に従ったことになっている・・・。 瀬戸では藤四郎を祀る神社として1824年、深川神社境内に摂社として陶彦社を 建立するとともに、1867年には陶祖・藤四郎を記念した高さ4.1mの六角柱体 の日本最大の陶製碑を瀬戸のまちを見下ろす陶祖公園に建てている。 また、昭和37年(1962年)から「せと陶祖まつり」を開催し、現在まで 藤四郎を瀬戸焼の開祖としてその功績をたたえている。 2 陶祖まつり 昭和37年(1962年)にはじまり、陶祖・藤四郎の功績をたたえる祭り。 *陶祖まつりでは2012年から3年間、陶祖生誕800年を記念し 各種イベントが催される。 |
陶祖800年祭記念事業 秋の”陶”フェスタ (瀬戸蔵4階多目的ホールにて) <瀬戸陶芸協会・瀬戸伝統陶芸・瀬戸クラフト協会の合同展示販売会> |
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この展示販売会の作品の一部 |
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同じく展示販売会の作品の一部 |
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ミスせともの発表会 <瀬戸蔵のつばきキホールにて> |
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「青の広場」 |
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巨大藤四郎像公開制作 <彫刻家亀谷政代司氏が瀬戸の粘土1トン以上を使い、高さ2.5mの 藤四郎像を制作;左の図を基に右の写真の小さい像を作り、高さ2.5mの巨大像を制作; <「青の広場」にて> |
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巨大藤四郎像公開制作 | 今治市のゆるキャラ「パリイさん」グッズ 販売<「青の広場」にて> |
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左の写真:2012年ゆるキャラグランプリ1位愛媛県今治市のゆるキャラ「パリイさん」 <右の写真は瀬戸市のゆるキャラ「せとちゃん」と一緒の「パリイさん」;「青の広場」にて> |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」の地面に描かれている絵 |
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「青の広場」に陶芸作品が展示 |
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その展示作品の一部 |
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同じく展示作品の一部 |
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写真中央の建物が「瀬戸蔵」 |
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ミスせとものと瀬戸スカウト協議会鼓笛隊パレード |
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ボーイスカウト瀬戸 |
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ボーイスカウト瀬戸 | |
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ボーイスカウト瀬戸第6団、第1団、第5団 |
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ガールスカウト愛知県第66団 |
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瀬戸スカウト協議会鼓笛隊パレード |
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ミスせとものクイーンとミスせともの <瀬戸スカウト協議会鼓笛隊パレードが先導; パレード(陶生町→末広町→瀬戸蔵→パルティせと)の途中、記念橋交番前にて> |
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ミスせとものクイーン |
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ミスせともの |
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尾張東地方卸売市場 有限会社アイサン展示 <オート三輪ダイハツSDF・1956年型 (バーハンドルの最後の型) 1956年秋以後丸ハンドルに仕様移行。 1956年〜1966年まで愛知県東加茂郡足助町(現豊田市)の農園で使用し、 納屋で保管されていたのを尾張東地方卸売市場が譲り受け整備し、再生> |
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ダイハツミゼットMP5
1963年型 <茨城県のマニアが 所持していたのを尾張東地方卸売市場が譲り受け整備し、再生した> |
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宮城県東松島市物産展(名鉄尾張瀬戸駅西名鉄協商駐車場にて) <初日に物産がすぐ売りきれ> |
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ご当地グルメ「瀬戸焼そば」を提供する9店舗が並び9月14日(初日) の総販売数は3500食で昨年を500食上回った。 <瀬戸焼そばは豚と醤油の煮汁と蒸し麺と瀬戸豚を 混ぜて焼いたあっさりしたやきそば> |
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せともの人形「八重の桜」(NHK大河ドラマを題材としている) 「パルティせと」1階 |
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「パルティせと」5階の無料休憩所 <瀬戸商工会議所女性会による「無料呈茶コーナー」もありZ> |
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