アーティスト・イン・レジデンスプログラム”2008−2009 Part 2
Artist In Residence Program 2008-2009 Part2
(Photos taken on Feb.22, 2009)

 

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2009年2月22日(日)14時〜15時30分<予定より30分延びて15時30分迄>
瀬戸市新世紀工芸館の工房棟1階で、“アーティスト・イン・レジデンス”プログラムで
瀬戸市が招請している次の作家による公開制作が行われました。

ポルトガルの陶芸作家、アルベルト・ヴィエラさん
セルビアの女性陶芸作家、ラナ・ティクヴェサさん

アルベルトさんは母国語(ポルトガル語)、ラナさんは英語で説明。各々通訳が付き、
通訳されたので良く理解できました。

アルベルトさんは黒御影の陶土をシッピキで切って手びねりで手のオブジェを成形。
手のひらに突起を付けて、痛みを感じることを表現。

ラナさんはリモージュの白い陶土により複数の紐(ひも)を作り、1つずつ伸ばして
板状にしたものを、湿った布と筒型を使い、ティーポットのオブジェなどを成形。
模様の鉄色の部分は850℃で焼成されると金色になるようです。流木に
見たてた黒御影の陶土で成形したベースにたくさんの可愛らしい小さいオブジェが
載せられます。この全体の配置に金色が映えるのがイメージできます。

公開制作した作品を含め日本で滞在中に制作した作品が瀬戸市美術館で
3月7日から展示予定。


瀬戸市新世紀工芸館の工房棟1階前の看板
「瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラム
Open Studio 14時〜15時 公開制作」の看板
主催 (財)瀬戸市文化振興財団・瀬戸市」
ラナさんの作品
アルベルトさんが制作中
アルベルトさんの作品
<手のひらに突起を付けて、痛みを感じることを表現>
ラナさんの制作
<リモージュの白い陶土製板状粘土を湿らした布に置いている>
実用としてではなくイメージとしてのティーポットを制作中
ラナさんが制作したオブジェの数々
<左から3つの作品は公開制作前に制作>
黒御影の陶土で成形したベースに載せられオブジェ
<模様の鉄色《写真では濃い緑色に見える》の部分は
850℃で焼成され金色に変色されます。
そして、この金色が全体の構成に重要のようです。>