2009年春の水野窯めぐり
"Mizuno Kamameguri" in Spring of 2009
(Photos taken on Apr.12, 2009)

 

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2009年4月11日・12日”水野窯めぐり”が瀬戸市水野地区で催され、
各窯元が共通テ−マを設け、各々の特徴を出した作品を展示。

今回の共通テ−マ「生」選定にあたり次のように紹介されています。

「・・・今回のテーマは、毎年新春に皇居で開かれる歌会始の儀から、
今年のお題が『生』と言うことで、使用させて頂きました。
                         水野窯めぐり実行委員会」

*上記は 「美夜之窯」に展示してあった作品の前にあった説明書より引用

水野地区の窯元「美夜之窯」に立ち寄ったら、加藤元男氏が2009年3月1日
亡くなられたことを知った。

加藤元男氏は1948年、美夜之窯を築窯。氏を偲んでご家族やお弟子さんなど
が記した「美夜之窯だより」(1981年創刊)特集号 No.12を読んで、氏の誠実な
人間性を垣間見ることが出来ました。

加藤元男氏の略歴の一部(「美夜之窯だより」特集号 No.12に詳細があります
が、その内の一部)
1919年 瀬戸市に生まれる
1936年 愛知県窯業学校卒業後大阪窯業鰍ノ入社
1942年 東京美術学校工藝科図案部卒業
1948年 瀬戸市に戻り登り窯を築く。後に「美夜之窯」と命名。
     瀬戸窯業職業訓練校講師・名城大学建築家講師
     名古屋工業大学窯業科講師・藤田保健衛生大学教授


美夜之窯入口
故加藤元男氏の作品の一部
<作品の後ろ般若心経が書いてある掛け軸が掛けてある>
「美夜之窯」に展示してあった作品と共通テ−マ「生」の説明書
八木三生氏の作品
美夜之窯の駐車場付近から東に咲く、背の高いサクラ