せとノベルティ〜アーケード in 末広 
Seto Novelty 〜 Arcade in Suehiro
(Photos taken on Sep. 6, 2009)
瀬戸市制80周年記念
Commemoration of Seto City's 80th anniversary
昭和の陶磁人形&玩具の美
2009年9月5日(土)〜13日(日)

 

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2009年9月5日(土)〜13日(日)、瀬戸市制80周年を記念して瀬戸市の
「せと末広商店街」にあるせと末広亭、旧松千代館、ギャラリーピーコックpeacock、
店舗の一部で「せとノベルティ」が展示されています。早速、9月6日(日)、
「せとノベルティ」の作品を見てきましたので、作品の一部を写真で掲載します。
しっとりとした風合い、繊細な飾り付け、調和された美しい色合いなど、写真では
わかりにくいので、実物を見られることを推奨します。

「せとノベルティ」とは鳥、花、人物等が繊細に写実的に成形された磁器作品
を指します。

どの「せとノベルティ」も精巧ですが、丸山陶器が制作した「せとノベルティ」
は特に精巧です。

「せとノベルティ」の人形のドレスなどにあしらわれる磁器製の繊細なレースは
泥(粘土)と和紙を混ぜ、成形し焼成すると和紙が無くなり、粘土だけが
残り出来あがります。
<ギャラリーピーコックで受けた説明です。ウェブページ作者が
理解していない場合はご容赦願います>

「せとノベルティ」は瀬戸市で1959年以降主要窯業生産品中、生産額第1位
となり、その地位を長く保っていました。しかし、北米を中心とした輸出製品
であった為、1ドル360円の固定相場制(1971年スミソニアン協定で308円)
が崩れ、1985年のプラザ合意で変動相場制になり200円を切り、1988年には
120円台まで円高ドル安が進み、「せとノベルティ」の生産は窮地に陥り、現在は
生産はほとんど行われていません。
一方、精巧で魅力的な「せとノベルティ」の生産工程を保存する機運が一部の
人の間で高まりつつあります。

詳細は「セト・ノベルティの生産の歴史」下記URL参照
http://www.geocities.jp/setodrgn/setonovelty.htm

 

せと末広亭
せと末広亭
<ぺこちゃん、鉄腕アトム、マリリンモンローなどの「せとノベルティ」>
旧松千代館
旧松千代館
<あかりノベルティとオルゴールノベルティ>
ギャラリーピーコックpeacock
ギャラリーピーコックpeacock
<エルビスプレスリー、マリリンモンローなどの「せとノベルティ」
ギャラリーピーコックpeacock
<「せとノベルティ」>
ギャラリーピーコックpeacock
<「せとノベルティ」>
ギャラリーピーコックpeacock
<「せとノベルティ」>