瀬戸市制施行80周年記念SETO-MONO展
SETO-MONO Ware Exhibition
Commemorating Seto City's 80th anniversary
(Photos taken on Sep. 12, 2009)

 

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2009年9月12日(土)、13日(日)の2日間、第78回せともの祭が催され、
この両日に瀬戸市制施行80周年を記念して、「SETO-MONO展〜料理家
ケンタロウのおいしい!器プロジェクト〜」が瀬戸蔵の4階多目的ホールで
催されました。
会場には陶芸家の作品の他に工房の道具なども展示されていました。又、
葉書大のケンタロウレシピカードが配布されていました。
展示されているような器に盛り付けるのに適した家庭で作れる料理のレシピ
が書かれており実用的です。 更に、料理の写真や器の制作者の名前も
入れられています。

 

SETO-MONO展の様子
SETO-MONO展の様子
<後ろに西端のスペースに設けられた
ジェラードアイスクリームの店「RONO」が見える>
SETO-MONO展の様子
SETO-MONO展の様子
<手前に山下郁恵さんの瀬戸染付の作品が見える>
織部
<説明板→織部(緑色の釉薬)の美しさのひとつが、その流れるすがたです。
テストピースで流れ具合や溶け具合を確認しながら、焼いていきます。>
呉須
<説明板→染付の美しい青色を生み出す原料。作り手によって調合が違い、
何種類もの呉須を使い分けます。瀬戸染付焼きは、
日本の伝統的工芸品に指定されています。>
瀬戸の土
<説明板→瀬戸では、昔から良質な土が採れます。1000年以上も前から
陶器を作り、江戸時代からは磁器も作るようになりました。
良い土が、今も「せともの」を支えています。>
押し型
鋳込み
<説明板→泥状にした粘土を石膏の型に流し込み、形を作ります。素地を
素焼し、釉薬をかけて焼成し、製品によってはさらに上絵を施します。
ろくろではできない、繊細な表現ができます。瀬戸は鋳込みの本場です。>
釉薬
<説明板→石、木や葉の灰、鉄や銅などの鉱物などが原料です。表面の
薄いガラス層を作り、器を丈夫にし、水漏れしにくくします。瀬戸は、
鎌倉・室町時代には国内で唯一、釉薬を施した製品が焼かれた。>
ドングリの笠
<説明板→アベマキ(ブナ科)の笠から作った液で、織部のくすみを
取ったり、渋入れに使います。>
印花(いんか)
<説明板→木や石膏など手作りの印花で、模様を描きます。>