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2024年6月1日、木造覚源禅師坐像が市文化財に指定されたことを記念
して、また「せと 歴史と文化財を知る見学会」の一環として瀬戸市(文化課)、
瀬戸市文化振興財団主催、定光寺の協力のもと指定文化財他の見学会が
催されました。当日は天気が良く、定員20名の予定が27名参加。

瀬戸市文化課の佐野氏と東海学園大学小野佳代授の説明で見学会は
進行しました。

日程
午後2時定光寺駐車場集合
定光寺方丈にて、木造覚源禅師坐像・木造智光禅師坐像の説明
定光寺本堂にて、木造地蔵菩薩坐像ほか童子像の説明
午後4時 解散

見学会の名称は:
『定光寺の開祖を知る』 - 『木造覚源禅師坐像』市文化財指定記念。

木造覚源禅師坐像は定光寺を開いた和尚「覚源禅師」の頂相(肖像彫刻)。

<出所:広報せと 2024May No.1469 Page12>
覚源禅師:
弘安10(1287)年、肥前国(現在の長崎県)生れ。嘉歴3(1328)年に悟りを
開いた者に与えられる称号として「平心」を授けられ、以降は平心処斉
(へいしんしょさい)と呼ばれた。建武3(1336)年に定光寺を開き、
応安2(1369)年に亡くなった。没後は、覚源禅師と呼ばれている。

木造覚源禅師坐像の見どころ
1桧材による寄木造の全身坐像。室町(南北朝)時代の貞治5(1360)年に
京都の仏師により造られた。
2体の構えに安定感があり、衣文もゆったりとして堅実な作風。
3像内には厨子入阿弥陀三尊像のほか6点が納められている。

集合場所: 定光寺駐車場 (瀬戸市定光寺町373)
      應夢山の頂上付近で定光寺本堂より高い位置にある。
瀬戸市から駐車場へアクセスする方法:正伝池を左に見て県道207号、
205号を西進、駐車場案内標識に従い、右折し、細い急カーブの道を
道なりに進むと、途中、墓の前に駐車場があり、ここから先は
大型車進入禁止のサインがあるが、ここから更に道なりに
進むと駐車場が現れる。


定光寺駐車場近くの塔頭 敬霊閣と称する方丈
(木造覚源禅師坐像・
木造智光禅師坐像の説明)
本堂(普段は解放されていない)
本堂の内部
木造地蔵菩薩坐像ほか童子像の説明