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2024年11月3日、瀬戸市北脇町付近と效範小学校付近を散策。
やすらぎ会館付近の内浦橋の北へ約200mの道路左側の北脇町公会堂の敷地に
1つの秋葉山の常夜燈、2つの祠、1つの石像、2つの地蔵が配置されている。
效範小学校から東へ約100mの瀬戸川右岸の土手付近に水神が2体あり、
結界が張ってある。
[推測]
瀬戸川の洪水や氾濫から住民を守るために結界が張ってあり、
内側の道路側を浄(聖)、外側の川側を不浄(俗)と区分けしている。
備考参照
<>
出所:インターネット
神変大菩薩とは、修験道の開祖である役行者の尊称。
役行者には、奈良県の吉野山を起点に全国の霊山を踏破した健脚の記録
があり、山岳信仰の第一人者として知られている。
1799年、朝廷から役行者に対して神変大菩薩という諡号(しごう)が贈られた。


北脇町公会堂 北脇町公会堂の敷地の祠などの全貌
秋葉山の常夜燈 津島神社のお札が祠に祀られている
石像に「神?大菩薩」と彫ってある
<?は、神変大菩薩? - 注参照>

          水神を祀って結界が張ってある全貌と2体の水神
(左の水神の石像の裏には明和4年と刻まれているが、右の石像の裏には何も刻まれていない)
[備考]
1 宝暦(1751-1764)・明和期(1764-1772)は大旱魃(かんばつ)や洪水など天災が多発。
明和4年(1767)、江戸幕府が山県大弐を謀反の疑いで捕え、死刑に処した(明和事件)
2 瀬戸市史民俗調査報告書/幡山・今村地区 P163:明和4年(1767)の洪水によって本地の
砂入地が500石ほどでき、耕作地が減少