2000年10月1日撮影 Photos taken on Oct.1.2000 |
9月29日〜10月1日は’来る福招き猫まつり’。各会場で催し(全て無料)が行なわれました。 瀬戸市民会館 ⇒”平成の招き猫100人展” 東海テレビで生放送。 瀬戸市新世紀工芸館⇒”五大招福猫”展 フランソワーズ・モレシャン講演会”招き猫と私” 瀬戸市マルチメディア伝承工芸館 ⇒瀬戸のメーカーによるせともの招き猫展 招き猫染付体験コーナー(無料) 期間中、各会場を巡る無料シャトルバス”せとらんぜ号”が又、日曜日のみ、 ボンネットバス”ボン太号”(無料)もシャトルバスと同じコースを走りました。 その他、招き猫スタンプラリー(有料¥300→まる’福’グッズプレゼント) 福福ランチ、招き猫立体ぬりえ体験コーナー等、大人から子供まで愉しいイベントが一杯。 瀬戸市マルチメディア伝承工芸館は本館・古窯館・交流館から成っており、次の写真は 1 古窯館で展示されている登窯の一種である古窯 2 瀬戸染付焼の技術を伝承する目的の交流館 3 近くの’なかばし’という橋から東を見た風景 です。 Good Luck Catching-Cats
Festival is held during Sep.29 through Oct.1. During the period, shuttle buses
move around each place free of charge. The above Seto Municipal Center consists of main hall,
old kiln(Kogama) |
瀬戸市マルチメディア伝承工芸館 Seto Municipal Center of Multimedia and Traditional Ceramics |
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交流館2F(瀬戸染付の作品展示) Exchange Hall 2F(Exhibition of wok of Seto Sometsuke) |
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染付までの製作工程展示 Exhibitin of manufacturing process from brisque to Sometsukel |
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染付研修所 Institute of Seto Blue and White Ceramics <"Sometsuke" means "Blue and White Ceramics" > |
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古窯 Old kiln |
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’なかばし’から東を見る・・・三国山(左)・猿投山(右) Viewing from Nakabashi bridge toward east |
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瀬戸染付焼と瀬戸染付研修所:(瀬戸市マルチメディア伝承工芸館のパンフレットの抜粋と要約) 瀬戸染付の特徴は没骨技法(もっこつ)と呼ばれる、付立筆で一気に素焼陶器に絵を描く絵付けにあります。 この技法は江戸時代後期に瀬戸を訪れた、横井金谷(きんこく)や伊豆原麻谷(いずはらまこく)などの 本画家によってもたらされ、彼らの指導により発達した瀬戸染付の絵付は画布に見たてられた素地に 呉須の濃淡で水墨画のような、繊細で緻密な絵を描くものです。その画題には、山水や花鳥などの自然の 風物が好まれ、写実的で華麗な絵付は、日本国内だけでなく、海外でも人気を集めました。 しかし、大正時代以降、産業技術の発達に伴い、瀬戸の染付製造技術も量産的な方向に進んでいき、 手作り・手描きによる技術は衰退していきました。 瀬戸染付研修所では、瀬戸染付の伝統技術を保存・継承していく人材を育成するとともに、その製作風景を 公開したり、映像等の情報を全国に発信し、瀬戸染付の普及・啓蒙を行います。 |