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2018年4月15日、16日クラブツーリズムのツアー「天下第一 高遠コヒガンザクラ 
立山黒部アルペンルート『雪の大谷』2日間」に参加。
平年より10日間程開花が早まり、その上、初日は雨で、春日城址公園、高遠城址公園
とも満開の桜とは程遠い残念な桜でした。日本で一番多い品種のソメイヨシノに比べ、
開花が遅れるシダレザクラは満開に近い状態でした。 ソメイヨシノ以外の桜もあり、
葉桜の状態のソメイヨシノとその他品種の桜が混じり、それなりに美しかった。
翌日、午前中は小雨が降っていたが、午後からは晴天。前日は視界不良などで
閉鎖された立山黒部アルペンルートは、翌日(ルート開通3日目)、天気が回復し、
再開されました。室堂では手袋とマフラーで寒さを凌いでいました。
当日、立山黒部アルペンルートの観光客は4000人とのこと。感覚的には倍以上が
利用している気がしました。

宿泊した「山のホテル」の温泉は天然温泉「白馬姫川温泉」のアルカリ単純低張性高温泉。
ホテルの前に白馬村八方ジャンプ台が見えます。

[旅程]
[1日目]
JR名古屋駅(しなの5号9:00発)→木曽福島10:24着(バス)→春日城址公園(11:00-12:00)
→高遠城址公園(12:30-13:50)→おぎのや(14:40-15:00諏訪市;釜飯で有名)→
「山のホテル」泊(北安曇郡白馬村)
[2日目]
「山のホテル」6:55→糸魚川IC(7:56北陸自動車道)→立山IC(8:40)→アルペン村(8:56-9:20)
→立山駅(9:32-10:50出発;立山ケーブルカー乗車時間7分・1.3km)→
美女平(11:00-11:10出発;立山高原バス乗車時間50分・23km)→
室堂(標高2,450m:12:00-13:35出発;立山トンネルトロリーバス乗車時間10分・3.7km)→
大観峰(標高2,316m:13:45-14:20出発;立山ロープウェイ乗車時間7分・1.7km)→
黒部平(標高1,828m:14:30-14:50出発;黒部ケーブルカー乗車時間5分・0.8km)→
黒部湖(標高1,455m:15:00到着→徒歩で黒部ダムまで約15分。散策)→
黒部ダム(標高1,470m:16:05出発;関電トンネルトロリーバス乗車時間16分・6.1km)→
扇沢(標高1,433m:16:21到着;バス16:35出発)→梓川SA(長野自動車道;17:33-18:00)→
JR塩尻駅(19:00到着;しなの24号19:19発)→JR名古屋駅(21:21着)

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白兔橋(はくときょう)(出所:現地の説明板)
高遠で酒造業を営み、藩の仕送役を勤める廣瀬治郎左衛門(1768-1843)は、その号を
白兔と称し、謡曲、俳諧、和歌などを嗜む風流人であった。文政の百姓一揆の際には、
自家の米蔵を解放して奉行所に押寄せた百姓らに与え、大事に至らせずにすんだという。
また、多町に通じる弁財天橋を自費で修理するなど公共の為に尽力した。その曾孫、
省三郎は私有地となっていた法幢院曲輪(ほうどういんぐるわ)を買い上げ、それを公園
として寄付した。その時、南曲輪へ通じるこの橋を造り、曾祖父の俳号にちなんで「白兔橋」
と名づけたのである。

本丸跡(出所:現地の説明板)
高遠城は巧みに天然の地形を利用し、本丸を段丘の突端に置き、東から北にかけて
二の丸、さらにその外側に三の丸を廻らした城郭三段の構えをもっていた。天正10年(1582)
城主仁科五郎盛信が織田軍に敗れ壮烈な戦死を遂げた後、高遠城の城主は保科氏、
鳥居氏と替わり、元禄4年(1691)からは内藤氏が廃藩まで八代、180年間にわたって城主
であった。江戸時代、本丸には城主の権威の象徴たる天守閣はなく、平屋造の御殿や櫓、
土蔵などがあった。本丸御殿は政庁であるとともに藩主住居も兼ねていたが、廃城時、城内
の建物は取り壊され、今では明治8年(1875)頃に移植された桜の古木が毎年美しい花を
咲かせ、幾多の武士(もののふ)が眠るこの地に散華(さんげ)となって降り注いでいる。

*散華(さんげ)とは:上記文章では@の意味かな?
@仏に供養するため花をまき散らすこと。
A花と散るの意で、戦死を美化して言う語。

問屋門(とんやもん)(出所:現地の説明板)
この門は高遠城下、本町の問屋役所にあった問屋門である。江戸時代、主な街道には
宿駅(しゅくえき)が定められ、問屋(とんや)と称する公用の荷物の継ぎ送り、また、旅人の
宿泊、運輸を取り扱う町役人をおいていた。高遠の問屋は、二人の名主(なぬし)との合議
によって町政にも参与していた。昭和20年代、問屋役所建物取り壊しの際、他に売却されて
いたが、歴史ある門が高遠から失われることを惜しんだ町の有志が買戻し、募金を集めて
現在地に移築したものである。現在では、手前の桜雲橋(おううんきょう)とともに、城跡には
欠かすことができない景観シンボルとなっている。


春日城址公園(長野県伊那市西町)
春日城址公園
(視界が良ければ、ここから南アルプスを眺望できる)
本丸橋(春日城址公園)
登録有形文化財「高遠閣」有料休憩所
(高遠城址公園(長野県伊那市高遠町))
高遠まんじゅう「あかはね」を高遠城址公園で買った
白兔橋(はくときょう)(注1参照)
信州高遠美術館(高遠城址公園の隣)
信州高遠美術館の壁に貼られた装飾タイル
高遠城址公園の桜(ほとんど桜の花が散っています)
本丸跡(注2参照)
高遠城址公園から南アルプスの山々を望む
問屋門(とんやもん)(注3参照)
桜雲橋(おううんきょう)
桜雲橋
「山のホテル」の夕食
「山のホテル」の前の白馬村八方ジャンプ台
(道路沿いの桜はソメイヨシノではなく、5月上旬に開花予定)
「山のホテル」(長野県北安曇郡白馬村八方ジャンプ台前)
「山のホテル」の付近の景色
立山駅(富山県立山町)
立山カルデラ砂防博物館
室堂平の「雪の大谷」
「雪の大谷」
「雪の大谷」の付近
「雪の大谷」の付近
(多くの観光客が歩いている)
ホテル立山の展望台から望んだ景色
大観峰からの景色
大観峰から黒部平へ行く途中、ロープウェーの後ろ窓から大観峰を望む
黒部平駅