小野道風誕生伝説地 Said to be Birth Place of Chirographer "Onono Doufuu"

２００９年７月１９日午後上映の｢ハリー・ポッターと謎のプリンス(字幕版)｣の
空席状況を２つの映画館に対して、前日インターネットで調べたら愛知県西加茂郡
三好町にある｢MOVIX三好｣＜平成22年市制施行により「みよし市」に変更＞は
前部座席しか空席がなく諦め、次に、春日井市の春日井コロナシネマワールド
を調べたらたくさん空席があったので、インターネット予約をせずに、７月１９日、
春日井コロナシネマワールドへ。
午後３時上映のちょっと前に切符売場に到着、たくさん行列があり、
また、何人かが喫煙しており、環境が悪いので、映画鑑賞をあきらめ、帰宅。

映画はスーパーイオンがある複合施設内の｢MOVIX三好｣で、後日鑑賞予定。
どちらの映画館も瀬戸市の自宅からは車で約５０分だが、｢MOVIX三好｣の方が、
座席は広く（巷の噂）、環境、駐車の便、買物の便利さの点で良さそうです。

帰宅途中、春日井市松河戸町にある小野道風誕生伝説地＜愛知県指定史跡＞
に立ち寄った。

【備考】「小野道風誕生伝説地」の説明板　＜春日井市教育委員会の説明＞
小野道風（８９４～９６６）は父・葛絃（くずお）がこの地に滞在中、里人の
娘を娶（めと）って生まれたといわれています。この伝承は、尾張藩士
天野信景（さだかげ）による「塩尻」に記述され、それをうけて松平君山（くんざん）
（同藩）が「張州府志」にこの地を誕生地と伝えると述べ、以後尾張藩諸学者の
間に通説のようになったようです。
現在、正面の小野社のある位置は古くから「道風屋敷跡」といわれています。
ここにある「小野朝臣（あそん）遺跡之碑」（同藩士）の撰文になるものです。
また、当地の観音寺には道風関係の遺物が所蔵され、かなり早くからこの地と
道風の関係が口にされていたようです。
道風の創始した書は、それまでの中国の書の模倣から脱したものです。　
日本人の感性にあった優美なもので、和様の書と呼ばれ、道風とともに三跡と
称される藤原佐理・藤原行成（こうぜい）に受け継がれ、その後の日本書道に
大きな影響を与えました。

小野道風誕生伝説地　愛知県指定史跡＜左：　正面　　　右：　裏側