第４７回せと陶祖まつり　The 47th Seto Toso Festival

２００８年４月１９日・２０日は｢第４７回せと陶祖まつり｣でいろいろなイベントが瀬戸市内
で繰り広げられました。　中日新聞によると初日は約3万5千人の人出、２日間で
８万８千人で昨年の８万３千人を上回りました。

一方、｢せと案内処｣が2008年4月からリニューアルオープンしました。
1階は土産物売場や抹茶と饅頭を食べれる喫茶スペース、2階は体験教室などと
して利用できるようです。

赤津地区などでは｢赤津焼まつり｣など。
品野地区の品野陶磁器センターでは陶磁器廉売市、水野地区では
｢蔵出し茶わん屋まつり｣。瀬戸市街地地区では瀬戸公園六角堂で｢陶祖供養｣、
瀬戸市美術館、瀬戸市マルチメディア伝承工芸館、｢ノベルティ・こども創造館｣、
無風庵、｢パルティせと｣、｢瀬戸蔵｣などでも様々なイベントが催されました。

４月２０日、瀬戸市街地の一部だけ見に行きましたので紹介します。

＜｢パルティせと｣駅前広場にて＞
１　せともの楽市
名鉄尾張瀬戸駅から瀬戸川両岸沿いの陶器・磁器販売店や瀬戸信用金庫
栄町支店駐車場の露店で実用的な品から若手陶芸作家の作品が販売されて
いました。

露天で光触媒がコーティングされている陶器に盛られたサボテンを購入しました。
サボテンは電磁波を吸収してくれるらしいし、光触媒は抗菌・消臭作用があるので、
パソコンの前などに置いておくと目に優しい、という理由。

２　せと窯元直販処
｢パルティせと駅前広場｣での露天では日用陶製食器など販売されていました。

３　御物奉献行列
陶祖｢加藤四郎左衛門景正｣（通称｢藤四郎｣）が陶彦神社（瀬戸の産土神の深川神社
境内にある）に祀られており、｢パルティせと｣→｢中央通商店街｣→｢銀座通り商店街｣
→陶彦神社へと御物奉献行列が歩を進めていきます。｢ミスせとものクイーン｣1名と
｢ミスせともの｣2名も巫女として参加し、行列に華を添えています。

４　道泉みこし祭り
道泉小学校→、｢パルティせと｣→｢中央通商店街｣→｢銀座通り商店街｣→深川神社へ
神輿の上には女性が乗っています。

５　陶器婚式【備考参照】
結婚９年目の陶器婚式を祝う花嫁道中が｢パルティせと｣→｢中央通商店街｣→
陶彦神社→瀬戸蔵のルートで行われ、｢にぎわいステージ｣で｢JIMO婚｣・｢ZO婚｣を祝う
ダンスパフォーマンスが行われました。

【備考】
｢JIMO婚｣・・・　地元で婚礼
｢ZO婚｣・・・　今でもあなたにぞっこん・これからもよろしく（続婚）の意味。
陶器婚式・・・結婚９年目の夫婦
磁器婚式・・・結婚２０年目の夫婦

６　染付&絵付体験
オカリナなどの絵付、小皿の染付体験。

７　にぎわいステージ
｢にぎわいステージ｣で｢プチごんか祭り｣や大道芸などが披露されました。

８　おもてなし茶会
瀬戸の陶芸作家の抹茶茶碗と瀬戸の菓子を使って行われていました。

プチごんか踊り＜｢パルティせと｣駅前広場にて＞	染付&絵付体験＜｢パルティせと｣駅前広場にて＞

瀬戸信用金庫栄町支店駐車場の露店	名鉄尾張瀬戸駅から瀬戸川両岸沿いの陶器・磁器販売店

名鉄尾張瀬戸駅から瀬戸川両岸沿いの陶器・磁器販売店

深川神社の鳥居	深川神社＜瀬戸市の産出神＞

｢瀬戸蔵｣前の道路沿いの花水木	リニューアルオープンの｢せと案内処｣

記念橋から蔵所橋（西）を見る