2009年赤津焼体験
"Akazu-Yaki Forming Experience" in 2009
(Photos taken on Oct. 17, 2009)
【追記】 2009年12月19日
釉掛・焼成された完成品

 

 

ホームHome
次へ Next
前へ Before

 

応募し抽選で当選し赤津焼の作陶体験を2009年10月17日(土)愛知県瀬戸市
の赤津地区でしてきました。運良く、今回で抽選に当選したのは2回目。
1回目当選の時の「赤津焼体験」(2005年10月)の模様はここをクリック
残念ながら、2005年10月に代表説明された梅村さんは故人となられました。
2005年10月は説明に比較的多くの時間が費やされたが、今回は天気が
悪いこともあり、詳細な説明は割愛され、短時間に終わりました。そのこともあり、
不安な天候の中、作陶体験は順調に進みました。

経済産業省と文部科学省が支援している「伝統的工芸 ふるさと体験・交流事業
(伝統的工芸品工房研修)」の一環で正式名称は「赤津焼体験」です。 

当日9:00から15:00(作陶を完了した順に解散)赤津窯業会作陶室
(赤津焼会館に隣接)で作陶体験。

赤津焼の伝統工芸師の補助で「たたら」と「ろくろ」成形を赤津の陶土で行い、
自然乾燥させ(2時間位)、仕上げ成形までの体験をします。

午前11時頃に小雨が降り、屋外で乾燥させてある成形品を伝統工芸師の方が
屋内に移動。「たたら」成形では全員が同じ四角の小鉢を、「ろくろ」成形では
各人が1kgの土を使い、好きな器を作ります。

10時30分頃には成形を終え、12時30分(仕上げを開始)まで休憩。
赤津焼会館の集合室で持ち込んだおにぎり等で早めの昼食をとり、近くの
喫茶店兼ギャラリー「てしごと屋」でコーヒーを飲んだりしました。

12時30分に仕上げを開始し、午後2時ちょっと過ぎには完成。

「たたら」成形品には黄瀬戸釉が、「ろくろ」成形品には織部釉が掛けられ、
焼成され、12月20日頃に完成予定。事前に確認し引き取りにいきます。
引き取りに行かないと、着払いで本人に送られます。
*12月19日、赤津焼会館へ完成品を引取りに行きました。<写真参照>

赤津焼体験を終え、品野陶磁器センターに立ち寄って帰宅。

品野陶磁器センターには瀬戸陶芸協会の常設ギャラリーがあり会員の作品と
特定の陶芸家の個展を開かれています。
また、品野地区のメーカー秘蔵の茶碗1000種類を集めた「茶碗1000個展」
(今年で2回目)が行われ(2009年11月23日まで)、市価の60%位で販売
されています。試作品や見本出品の茶碗もこのなかに含まれています。

今月(10月1日〜10月30日)は陶芸家加藤令吉氏の個展。

ギャラリー中央に陶芸家加藤令吉氏の陶器作品が展示され、周囲に他の
陶芸家の作品が展示されています。

 

赤津焼会館の正面中央にある陶器の碑「織部川恋唄」と正面右にある陶器のオブジェ
赤津窯業会作陶室の入口 赤津窯業会作陶室内部で作陶体験中
<左に「ろくろ」が8個、
右に「たたら」用台が8個ある>
「たたら」用の道具 体験者が「ろくろ」成形中
仕上げ前の成形品を屋外で乾燥
仕上げ前の「たたら」成形品 仕上げ前の「ろくろ」成形品 仕上げ前の「ろくろ」成形品
「てしごと屋」で喫茶
<赤津で焼かれた陶器の器>
乾燥した「ろくろ」成形品を仕上げ中
仕上げを完了したウェブ作者の成形品
<左は小鉢、右はコーヒーカップ>
<焼成すると15%位縮む>
品野陶磁器センターの正面
<2011年「道の駅」が開業予定>
品野地区のメーカー秘蔵の茶碗1000種類を集めた「茶碗1000個展」
<品野陶磁器センター入口から入って正面>


12月19日赤津焼会館にて引取った釉掛・焼成された完成品
<左はウェブ作者;右はその妻の作品>
<早速、赤津の土と織部釉のコーヒーカップでコーヒーを飲んでいます>