第13回陶のまち　瀬戸のお雛めぐりThe 13th Tour of Hina Dolls in Seto City

愛知県瀬戸市では｢第１3回陶（すえ）のまち　瀬戸のお雛めぐり｣が
2014年2月1日（土）～3月9日（日）開催され、2月2日市街地の一部を散策。

瀬戸市をPRする為に結成された「瀬戸の七釉Fairys(ななゆうふぇありーず)」
の結成式が２月１日（土）午前9:45から、「パルティせと」で行われた。
１時間遅れ、見ることはできなかった。

瀬戸蔵１階に設置された｢ひなミッド｣（高さ約4ｍ、11段）には趣向を凝らした
陶器・磁器・ガラス製のお雛様が約1000体飾られ、１階正面入口近くには、
前年度の世相を反映させる喜多呂人形「変わり雛」が今年も展示されている。

瀬戸蔵2階では、「赤津窯元まわし会」の作品と「瀬戸椿の会」との
コラボレーションによる展示｢赤津と椿とお雛様｣がされていた。

｢ひなミッド｣４面に飾ってあるお雛様及び瀬戸染付のお雛さまの説明は
以下の備考（１、２)参照願います。

瀬戸蔵3階から｢ひなミッド｣正面を見下ろす　
（今回は古布の長い吊るし雛が加わった）

3階から｢ひなミッド｣正面をズームで見下ろす

2階から｢ひなミッド｣西面と北面(正面)を見る

2階から｢ひなミッド｣西面と南面(裏面)を見る

2階から｢ひなミッド｣東面と北面(正面)を見る

北面(正面)上部の陶製雛の一部　
（最上段の陶製雛は飽津窯　宮地生成氏　制作）

北面(正面)の陶製雛の一部

西面の陶製雛の一部

東面の陶製雛の一部

東面の陶製雛の一部

南面(裏面)の陶製雛の一部

備考（根拠：瀬戸蔵１階に設けられた説明板「ひなミッド～まるっとひな壇かざり～」）
１　｢ひなミッド｣の各面のお雛さまの概要
正面：手作りの創作雛（瀬戸ならではの陶器・磁器・ガラスでできた、ユーモアが
あり独創的なお雛様）

東面：陶とガラス産地のお雛さま
全国15団体（１２県）の陶磁器・ガラス産地の創作雛
栃木県：陶知庵　井上製陶　
石川県：伊野正峰、　能登島ガラス工房
富山県：富山ガラス工房
岐阜県：平野陶苑
愛知県：女子十二陶房
三重県：祥司陶苑
滋賀県：黒壁
兵庫県：虹洋陶苑
岡山県：協同組合　岡山県備前焼陶友会
愛媛県：砥部焼　千山
佐賀県：ヤマトク、有田観光協会、佐賀県陶磁器工業協同組合
長崎県：波佐見焼振興会

西面：　陶磁器メーカーのお雛さま
鐘忠陶器、　瀬戸陶芸社、中外陶園、松葉産業、山惣陶器たくみ工房　

南面：オリジナル絵付雛
愛知県立瀬戸窯業高等学校と愛知県立窯業高等技術専門校の生徒、
「ノベルティ・こども創造館」と「新世紀工芸館」のスタッフが制作

☆愛知県立瀬戸窯業高等学校
110余年の歴史と伝統のある、全国唯一の「窯業高校」という校名をもつ
学校であり、多くの先輩方が産業界はもとより各界で活躍・・・。

☆愛知県立窯業高等技術専門校
職業能力開発促進法に基づき愛知県が設置する職業能力開発施設で、
陶磁器の製造やデザインの技能及びこれに関連する基礎的な知識を
習得して、21世紀を担う陶磁器産業の技能者を育成することを目的
としている・・・。

２　瀬戸染付のお雛さま
染付とは磁器に呉須(ごす)と呼ばれる青色の顔料で絵付けしたやきもの
のことです。瀬戸市では約200年前から瀬戸染付焼として多くの窯元で
つくられており、伝統的工芸品に指定されています。
この伝統的な技法を使ったお雛さま作りを、多くのみなさまに挑戦して
いただきました。

喜多呂人形「変わり雛」
アベノミクス雛	最高齢登頂雛

世界遺産雛　 (富士山と三保の松原の世界遺産登録)	人気テレビドラマ雛（NHKテレビ放送のあまちゃん)

各種の椿の花が花名の札とともに竹に挿してある。	「赤津窯元まわし会」の作品と「瀬戸椿の会」とのコラボレーションによる展示