第83回せともの祭と陶祖公園
The 83rd Setomono Festival & Touso Park

(Photos taken on Sep.13 & 14, 2014)
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2014年9月13・14日世界を代表する陶都である愛知県瀬戸市で第83回記念せともの祭
(第1回は1932年開催で日本で最大の せとものの産業祭)が開催された。

9月15日が敬老の日で祝日で3連休、更に2日間とも晴天で例年より多い49万人の人出
で賑わった。

多くのイベントはいつもの通り多彩ですが写真などでの紹介は省略。 四日市市の
万古焼の露店がいくつか出ていました。 また、何十年ぶりかでお化け屋敷が宮前公園
に設置されたタイトルは「恐怖の妖怪屋敷」(料金 大人500円 高校生以下300円)。

尾張瀬戸駅西の名鉄協商駐車場ではご当地B級グルメの「瀬戸焼きそば」と秋田県
横手市の「横手やきそば」が合計4500食完売しました。

せとものの露天を見るのが楽しく、毎年、自宅から徒歩でお祭り会場へ行きますが、初日午後、
窯神グラウンドの臨時駐車場にやっとのことで駐車。市内には数千台の臨時駐車場が
準備されているにもかかわらず中日新聞によれば2日目の午前中には
瀬戸市の臨時駐車場は全て満車。やはり自宅から徒歩で行くことができる人は徒歩で
行くべき。

初日は夫婦で窯神橋の南で露店を出している友人の所へ寄り、会場を一覧。
2日目は一人で末広商店街にある「瀬戸ノベルティ倶楽部」の店に立ち寄り、
瀬戸公園へ。瀬戸公園や六角陶碑の覆堂が平成26(2014)年4月整備されてから
訪れていないので六角陶碑や北側の公園をじっくり見てきました。 せともの祭は
磁祖「加藤民吉」に感謝する祭りであり、せと陶祖まつりは陶祖「加藤藤四郎」
(別名、春慶翁)に感謝する祭り。瀬戸公園は陶祖を偲ぶ公園です。

六角陶碑の説明は別ページ「陶祖の六角陶碑」参照。

 

軍師官兵衛(2014年のNHK大河ドラマ)
左:黒田官兵衛 右:妻の光
尾張瀬戸駅前の瀬戸川河川敷
綺麗に整備された
「瀬戸蔵」前の中学生による陶器廉売
瀬戸ノベルティ倶楽部(末広町商店街内)
<常時瀬戸ノベルティが展示され、陳列品は頻繁に変更されます;
瀬戸磁器産業をリードした瀬戸ノベルティの約9割は欧米輸出向けであった>
第二次大戦敗戦後米国による占領下で製作され輸出された
磁器性置物(made in occupied Japanの刻印があります)
同じくオキュパイドジャパン製品
同じくオキュパイドジャパン製品
宮前橋から西を望む 宮前橋の北の深川神社の一の鳥居
宮前公園
<ここに「恐怖の妖怪屋敷」が設置>
陶祖公園案内図
公園入口 (織部釉の陶板は2014年4月
瀬戸陶芸協会が制作)
六角陶碑の覆堂
<左右に志野焼燈籠が見える>
六角陶碑の覆堂の陶柱の囲い 六角陶碑
陶祖公園内の六角藤棚に沿って陶器
(花瓶、椅子等)が陳列されている
織部条紋花瓶
加藤作助
瀬戸陶芸協会
黄瀬戸線文壺
加藤唐三郎
瀬戸陶芸協会
練り込み陶営(←説明板に「営」に似ているが
辞書等では発見できないのでこうした)
水野教雄
瀬戸陶芸協会
釉彩薄層のかたち
長江重和
瀬戸陶芸協会
煌彩
加藤令吉
瀬戸陶芸協会
灰釉花器
亀井勝
瀬戸陶芸協会
陶製椅子
陶製椅子
陶製椅子
トイレ 公園内の檻にサル
陶祖公園から西を望む