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2015年日龍峯寺と「かかみがはら航空宇宙科学博物館」
Nichiryubuji Temple and Kakamigahara Aerospace and Science Museum
(Photos taken on Sep.21, 2015)

 

シルバーウイーク(2015年9月19日〜23日)の2015年9月21日午前9時頃、愛知県瀬戸市の自宅から
岐阜県関市の日龍峯寺(にちりゅうぶじ)と岐阜県各務原市の「かかみがはら航空宇宙科学博物館」へ。
日龍峯寺は雰囲気があり素晴らしいが、平地から山頂付近の駐車場までの約1kmの道路が狭く、
道幅がやや広い所で対向車にすれ違う必要があることが難点。「かかみがはら航空宇宙科学博物館」
は想像以上に充実した展示だった。博物館前の広場にも飛行機が展示されており、又、広場の入口
から博物館までのおもちゃのような周遊無料バスサービスは評価できる。子供連れならこの広場で
十分楽しめる。弁当持参ならなお良い。博物館見学後、南を見たら、綺麗な立派な建物があったので、
立ち寄ったら、レストランだった。このレストラン「Stella Luce」でランチし、帰途についた。

<ルートと所要時間>
瀬戸市→東海環状自動車道「せと品野IC」→「富加関IC」高速料金\1,470→\1,030(ETC割引)
→日龍峯寺(瀬戸から約1時間)→かかみがはら航空宇宙科学博物館(約1時間)→瀬戸市(約1.5時間)

【注】下の写真の説明
1 飛燕
1943年に採用された陸軍最終時期の主力戦闘機。スピードと武装重視の重戦闘機と格闘性重視の
軽戦闘機の利点を兼ね備えた。川崎航空機工業鰍フ土井武夫技師の設計で各務原で最も大量に
生産された。ピーク時には月産約200機に達し、同系の五式戦闘機を含めて3,285機が作られた。
水冷エンジンの装備で胴体断面積を小さくし、時速610kmの高速を記録した。主翼の形を細長くして、
上昇性と運動性の向上を図っている
2 USERS
日本で初めて宇宙から帰還したUSERS(ユーザーズ)宇宙機は2002年9月にH-UAロケットにより打ち上げられ、
約8ヶ月後宇宙空間で超伝導材料の製造実験を行った後、機体の一部(REV)が2003年5月に大気圏に再突入し、
太平洋上で回収されました。写真の展示品は回収した実物を切断、分析した後、元の形に復元したもので、
黒色部分が熱防護材のアブレータ、その内側には断熱材が施されています。右側は打上前の状態を示す
試作模型で、表面は白色塗装されています。

 

      日龍峯寺の山門 
     銘板右:美濃高野山 
    左:大日山日龍峯寺(高沢観音)
       山門前に空海の像
山門から本堂へ登っていく途中
(崖から清水が滴り落ちている)
日龍峯寺の本堂
(美濃清水の異名がある)
千本ヒノキ
水車(本堂への上り階段の手前にある) 本堂からの景色
本堂: 天女みたいな絵が天井に描いてある(千手観音菩薩と思われる)
みたらしの霊水;本堂裏の洞窟『岩屋』から湧き出ている。
眼病、ぼけ封じ、子宝、病気平癒に特に効くと云われる。
この岩屋の中に源頼朝を分骨埋葬したといわれる宝篋印塔
(ほうきょういんとう)がある。
多宝塔; 鎌倉時代後期、北条政子によって建立されたと伝えられる。国の重要文化財
金毘羅堂 不動堂
(東参道の中腹にあり、修験者の道場)
鐘楼
百日紅(山頂付近の駐車場側から山門への坂を下る途中)
かかみがはら航空宇宙科学博物館
(無料駐車場から博物館前広場への入口;
博物館入口はここから100m位先にある)
陸上自衛隊のバートル型ヘリコプター
(メーカー:川崎重工業;博物館前広場)
名古屋市消防局ヘリコプター(博物館前広場) YS11中型輸送機(メーカー:三菱重工、
川崎重工、富士重工、新明和工業、
日本飛行機、昭和飛行機;博物館前広場)
海上自衛隊の輸送機(メーカー:川崎重工業) 海上自衛隊のP-2J対潜哨戒機
Anti-Submarine Airplane
(メーカー:川崎重工業製;博物館前広場)
昭和10年代頃の飛行機に関わる資料; 右:「神風画報」と表紙に書いてある
零戦(零式艦上戦闘機);
運動性、航続力、戦闘力、すべてに
おいて世界のトップレベルに迫る、
日本航空技術史上艦上戦闘機の傑作
(メーカー:三菱重工)
飛燕;
高速、運動性能を追求した陸軍主力戦闘機。
日本では数少ない水冷式エンジンを装備し
飛燕の名にふさわしい美しい姿の戦闘機
(メーカー:川崎重工業)【注1
サルムソン
各務原飛行場で誕生した:近代化産業遺産
航空宇宙技術研究所の低騒音STOL実験機
「飛鳥」短距離離着陸実験機
メーカー:川崎重工業
F-104J要撃戦闘機(1960年代の最も早く
最も高く飛べる要撃戦闘機
メーカー三菱重工業
UF-XS実験飛行艇
XOH-1観測ヘリコプター
メーカー:川崎重工業を中心とした国内メーカー
宇宙往還機の耐熱構造パネル
メーカー:川崎重工業
USERS宇宙機機体の一部
黒色部分が熱防護材のアブレータ
右側:打上前の状態を示す試作模型
表面は白色塗装【注2
OH-6J連絡観測ヘリコプター
アメリカ陸軍の軽観測ヘリコプター計画
(1960-1965年)によって開発された機体
メーカー:川崎重工業
2階から見下ろした実機展示場
レストラン「Stella Luce」各務原市下切町3-26-2
かかみがはら航空宇宙科学博物館の南  tel:058-386-1020 火曜定休 
ランチ11:30-14:30(OS))ディナー17:00-20:30(OS)
Stella Luceの駐車場からかかみがはら航空宇宙科学博物館を望む(右)
入ってすぐの室内から玄関側を見る レストラン室内
ランチ;前菜 スープ
魚料理(ムール貝など) デザート
アイスコーヒー