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満天星亭(どうだんてい)のお雛様- 愛知県尾張旭市
Hina Dolls at "Doudan-Tei" - Owariasahi City, Aichi Pref.
(Photos taken on Mar.4, 2006)
Please refer to No.10


2006年3月4日の中日新聞に、3月3日〜3月5日まで、尾張旭市霞ヶ丘町南の
「どうだん亭」で明治時代から昭和初期の雛人形の展示が行われるとの記事
があったので、3月4日「どうだん亭」へ行ってきました。

お雛様が母屋の1階と2階、更に「離れ」の1階と2階にも展示してあり、重厚で
美しいお雛様を堪能してきました。

展示品は尾張旭市の市民からの寄贈品。

16種類の「おこしもの」の木型が展示されていました。
新聞記事によると、市松人形、掛け軸びな(注1参照)、御殿飾り、屏風飾りびな、
内裏びな、 屏風飾りびな,「おこしもの」の木型等が141点展示。

「おこしもの」(注2参照)はどうも愛知県のみが作るらしい。(真偽は??)

【注】《出所》 尾張旭市教育委員会が作成したパンフレット「ひな人形展」
1 掛け軸びな
「掛け軸びな」は、ひな人形を買えない人たちがひな段飾りの代わりに飾ったり、
屏風のように内裏びなの後ろに飾って楽しんだりしたようです。
2 「おこしもの」の意味:
米の粉を練って、松l、鶴、亀、鯛などのめでたいものを木型で形どり、彩りを
よくして蒸したお菓子。
3 現代では、ひな祭りは女の子の行事と思われているが、この地方では昔、
田の神様とも言われ、男の子の家庭でも飾られていました。

以下に展示品の一部をご紹介します。


どうだん亭入口
どうだん亭からの景色 どうだん亭裏庭
<4月になると「どうだんつつじ」や
ツツジの花が咲きます>
「おこしもの」と木型 「おこしもの」の木型
どうだん亭内部の味わいのある木のテーブルと椅子
(いつ製作されたかを聞き忘れました)
どうだん亭内部の柱と梁 天井の梁
昭和30年代の御殿飾りひな人形
昭和30年代 御殿飾りひな人形
大正時代の 内裏びな人形 掛け軸びな
屏風飾りびな人形
昭和初期の御殿飾りひな
昭和初期?の内裏びな人形