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「国際セラミック&ガラスアートフェスティバルin瀬戸」
と第11回「赤津窯の里めぐり」
(Photos taken on Apr.9 & 10, 2005)


第6回赤津窯の里めぐり


万博期間中(2005年3月25日〜9月25日)、「せとやきもの世界大交流」のうちの1つのイベントとして
2005年4月9日(土)〜17日(日)「国際セラミック&ガラスアートフェスティバルin瀬戸」が瀬戸市文化センター
を中心に瀬戸市の赤津地域や瀬戸市新世紀工芸館で行われます。

このフェスティバルには、2000年からこれまでの5年間に瀬戸市が「アーティスト・イン・レジデンス」事業で
招請した優れた陶芸家とガラス作家(海外が主)31名が集結すると共に、その作品が一挙に瀬戸市美術館に
展示されます。

4月9日(土)10日(日)は第11回「赤津窯の里めぐり」も催されています。

赤津地域では、万博期間中、毎月テーマを決めて各窯元よりすぐりの一品が展示されます。
4月のテーマは<ホットひといきティータイム 「碗皿(カップ&ソーサー)」> 。
赤津窯の里のHP

4月10日(日)に赤津地区の窯元の場所を借りて、レジデンス作家による陶器製作が公開されます。
4月9日(土)はその打ち合せが次の窯元でありました。 

4月10日(日)は曇りで今にも雨が降りそうな天気でしたが、午後4時頃の公開製作終了までなんとか
天気が持ち、又、満開の桜も満喫できました。

唐三郎窯 (ウェブページ作成者は、レジデンス陶芸作家ブラッド氏担当のボランティア)
飽津窯(あくつがま)
背戸窯(せとがま)

レジデンス作家に公開製作の為のスペースを提供された窯元さんの度量の大きさや細かい配慮に感心しました。

背戸窯では、22代目当主の加藤令吉氏の自宅の特別室に案内され、作品を拝見、非常にインパクトを受けました。

鎌倉時代からやきもの作りを続けている唐三郎窯では、31代目当主の加藤唐三郎氏のギャラリーで作品を拝見、
素晴らしい作品を堪能しました。

飽津窯では、5代目当主の宮地生成(イクナリ)氏のギャラリーで作品を拝見。 ユニークなオブジェに感心しました。

上記の窯元ではそれぞれ、当主製作の陶器で抹茶やコーヒーをご馳走になり、リッチな気分になりました。

独断ですが、窯元の器でコーヒー等を有料でも提供されると、魅力が更に増すでしょう。

公開製作終了後、赤津の他の窯元を見学しました。 良さがわからない陳列陶器につき、窯元の説明を受け
その貴重さを認識しました。(例えば、「陶玉軒」の陶器→写真参照)

大松交差点にある美山陶芸教室の2階のギャラリーは今回の「赤津窯の里めぐり」では公開されていませんでしたが、
作品を無理言って拝見させていただきました。

来るたびに、新しい発見と感動が得られます。

以下に4月9日と10日の様子の写真を時間順に掲載します。


文化センターふれあいホールでオリエンテーション
ブラッド・シュビガー氏 (オハイオ大学) とその作品
楽焼器製作中(昼前) 瀬戸市文化センター前(昼食時)
唐三郎窯の敷地にある、石炭窯
(現在は使われていない)
飽津窯(中央:カレッド・ベン・スリマン氏)とコーヒーをご馳走になった器
背戸窯の入口と敷地入った所にある4月のテーマのコーヒーカップ
背戸窯22代目加藤令吉氏製作の陶壁(左)と作品(右:直径約30cm)
背戸窯22代目加藤令吉氏製作の陶壁(左)と作品(右:高さ約30cm)
大松の交差点<赤津散策の目標地点> 灰釉坂の道しるべ
唐三郎窯敷地内と登窯<現在使われていない>(右)と桜
唐三郎窯
Mr. Brad公開製作工程1(左)工程2(右)
Mr. Brad公開製作工程3(左)工程4(右:完成)
Mr. Bradの別の作品(左)と完成した4個の作品
鉄釉坂の上から東下方を見る 鉄釉坂道しるべ
陶玉軒窯<御深井釉の皿など>(左)と<蓋付湯呑茶碗>(右)
山内砂川氏が自宅の窯で焼いた高さ約40cmの一輪挿し(左)と抹茶茶碗など(右)