第9回陶のまち 瀬戸のお雛めぐり P2
The 9th Moving around Seto City to See
Hina Dolls in Girls' Festival Season P2
(Photos taken on Feb. 13 & 14, 2010)
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2010年2月7日に続き、2月13日、天気が良く、自宅から徒歩で瀬戸市
の中心市街地で繰り広げられているへ「第9回陶のまち 瀬戸のお雛めぐり」
へ行ってきました。

翌日の2月14日は車で出かけ、品野陶磁器センターの敷地にある
「グラススタジオ・バルト」でガラス作品の成形実演を、品野陶磁器センターで
陶器・磁器のお雛様を見て、常設展示場で二人展「梶原花江出・春日井鋼介」を鑑賞。
この常設展示場では2009年10月から2010年9月まで瀬戸陶芸協会が企画
している「個展&二人展」(無料;毎月内容が異なる)が催されています。

品野陶磁器センターの東に2011年3月「道の駅」が完成予定。第3セクターに
運営を委託し、地元農産物の直売も予定していると、2010年2月11日頃の
中日新聞朝刊に掲載されていました。非常に楽しみ。

その後、せと末広商店街で買物をし、「な」をスタンプしてもらい全てのスタンプを集めた。
スタンプを押したマップを「らくちん」に持参し、「せとオリジナル干支寅ミミかき」と
交換。(写真参照)

<2月13日の散策経路>
自宅→パルティせと→銀座り通商店街→中央通商店街→せと末広商店街
→瀬戸市マルチメディア伝承工芸館(No.7)→瀬戸市新世紀工芸館
→らくちん(旧「せと案内処」) →銀座り通商店街→古民家久米邸(No.81 & No.84)
→無風庵→自宅

中央通商店街に並んでいるいくつかの陶器販売店の店内で目的の陶器を探し、
「和洋食器さかえ」で値打ちな陶器を発見、購入。「り」の文字をスタンプしてもらった。
「ぐ」は無料で瀬戸市マルチメディア伝承工芸館でスタンプ。
銀座り通商店街の「銀座茶屋」で遅い昼食(「瀬戸焼きそば」と「お雛さまセット」)
をとり、「め」の文字をスタンプしてもらった。
「な」は末広商店街で文具を購入し、スタンプしてもらい、これで「ひ」「な」「め」「ぐ」「り」
全ての文字のスタンプを集めた。早速、「案内処・集い処 らくちん 楽椿」で
「せとオリジナル干支寅ミミかき」をもらってきました。

瀬戸市マルチメディア伝承工芸館では、北の瀬戸染付研修所で、研修生による
ろくろ成形を、南の本館 2階では研修生の作品を見学し、貝合わせ(裏返した
殻の模様からペアになる貝を当てる)をし、本館1階では、研修生が制作した
瀬戸染付のお雛皿が当たる用紙を投函。 この試みは昨年と同じ。(No.130-2) 
<本館の作品は撮影禁止>

瀬戸市新世紀工芸館では、展示棟の企画展「灰釉の魅力」を鑑賞。
河村拓典氏と坂口浩史氏の二人の陶芸家による陶芸作品展で、河村氏の
器の形状だけを変化させるが、灰釉が器の表面に沿って垂れるパターンと
色合いを全作品に統一した技法には感嘆しました。
坂口氏はいろいろな灰釉を初め、織部など釉薬を変え、器の形状も変えた
陶芸作品でしたが、どれも鑑賞に堪えうるすばらしい作品でした。<撮影禁止>
<2004年11月の企画展では出展陶芸家ご本人の了解で撮影 No.48

更に、瀬戸市新世紀工芸館の交流棟2階では展示販売企画展「陶とガラスの
雛人形展」を鑑賞。たくさんの人が鑑賞に来ていました。(No.80)
<作品は撮影禁止>

「らくちん」2階では和紙焼展を鑑賞。和紙と陶器の融合作品で、陶土に貼り付けた
和紙を焼くと和紙が溶けて釉薬のようになり陶土と融合して陶器作品となるようです。
「古民家久米邸」や「無風庵」ではいろいろ話しを聞き、楽しんできました。
「古民家久米邸」の敷地に樹齢100年と言われる立派な瀬戸市の木
「くろがねもち」 があります。(No.81No.84No.108 & No.130-3)

 

元 原田写真館
<御殿雛>
せと末広亭
<つるし雛と御殿雛>
松千代館
                      松千代館
右上: 水野半次郎家に江戸時代より伝わる雛人形 
<水野家は、江戸時代よりつづく本業窯(現在瀬戸市文化財)で、唯一今も本業窯を名乗る窯元
です。現在は、七代半次郎氏が活躍中>
右中: 伊藤伊平家の明治・大正時代の雛人形 
<伊平家は、江戸時代末期に古陶園として開窯、のちの竹鳳園(国内向けの高級磁器食器製造)。
現在五代伊平氏です。竹鳳園は、現在瀬戸市により瀬戸染付研究所として後継者養成をしている。>
左下: 小原村の土人形 
<展示品の人形たちは、子どもの健やかな成長を祝って飾られました>
松千代館
<明治時代の親王飾りとつるし雛>
ギャラリーピーコック <せと末広商店街>
ギャラリーピーコック
ギャラリーピーコック <御殿雛>
ギャラリーピーコック
瀬戸市マルチメディア伝承工芸館
瀬戸市マルチメディア伝承工芸館〜瀬戸染付研修所
瀬戸市朝日町にある古民家久米邸内の「和紙クラフト アトリエ ぼだいじゅ」の前
<吊るされている楮の樹皮と地面から30cm位で切られた楮>
古民家久米邸の敷地内 
<樹齢100年と言われる、幹の太い瀬戸市の木 「くろがねもち」>
「和紙クラフト アトリエ ぼだいじゅ」の2階の西側
<江戸時代の雛人形>
「和紙クラフト アトリエ ぼだいじゅ」の2階の東側
<江戸時代の雛人形>
「和紙クラフト アトリエ ぼだいじゅ」の2階の北側
無風庵
無風庵  
<享保雛;これだけ沢山の享保雛が展示されるのは他ではない、とのこと>
無風庵
<写真左の享保雛は日本でも最高の価値があると徳川美術館も認めている、とのこと>
無風庵  <白木の御殿雛>
品野陶磁器センターを北東から見る
グラススタジオ・バルト
<年中無休;予約しなくても空いていればガラス成形体験可能。 例:コップ3500円>
品野陶磁器センターの常設展示場  <瀬戸陶芸協会が二人展を企画している>
案内処・集い処 らくちん 楽椿
<1939年に建てられ、瀬戸市の名物になっていた蔵所交番が移築復元された>
             「トラ雛耳かき」 お内裏様とお雛様  更科窯 長江 作
     <これは1つ1つ手で作られたものなので同じものは2つとない、世界で1つのミミかき>